日本大学(日大)過去問 英語・文法問題
The new government tried to ( ) the powerful western countries.
① catch up with
② come up with
③ stay up for
④ make up for
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<解答・解説>
【和訳】
新政府は強大な西洋諸国に追いつこうと試みた。
【着眼点】
-この問題では、「catch up with」、「come up with」、「stay up for」、そして「make up for」の4つのフレーズの意味と用法を理解することが求められます。
【選択肢の分析】
-選択肢①:catch up with(〜に追いつく):【正解】:”catch up with”は「〜に追いつく」や「〜のレベルに達する」などという意味で、文脈に適合します。
例:I need to catch up with my studies.(私は勉強を追いつける必要があります。)
-選択肢②:come up with(〜を思いつく):【不正解】:”come up with”は「〜を思いつく」や「〜を提案する」という意味で、文脈には合いません。
例:He came up with a great idea for the project.(彼はそのプロジェクトに対する素晴らしいアイデアを思いつきました。)
-選択肢③:stay up for(〜のために起きている):【不正解】:”stay up for”は「〜のために起きている」や「〜のために待つ」という意味で、この文脈には合いません。
例:I stayed up for the late-night movie.(私は深夜の映画のために起きていました。)
-選択肢④:make up for(〜を補う):【不正解】:”make up for”は「〜を補う」や「〜の欠点を埋める」という意味で、文脈には合いません。
例:He tried to make up for his mistake by apologizing.(彼は謝罪して自分のミスを補おうとしました。)
【解説】
この問題の主要な焦点は、指定された4つのフレーズがそれぞれどのように使用され、それらがどの程度文脈に適合するかです。この評価を行うためには、それぞれのフレーズの意味と一般的な用途を理解することが不可欠です。
まず、フレーズ「catch up with」について見てみましょう。これは、「追いつく」「遅れを取り戻す」などの意味を持ちます。これは、ある個体またはグループが他の個体またはグループと同じレベルに達するための努力を表現するのに使われます。したがって、新政府が「強大な西洋諸国に追いつこうと試みた」文脈に非常によく適合します。
次に「come up with」は、「思いつく」や「提案する」などの意味を持つフレーズです。これは、新たなアイデアや解決策を発見または提案する際に使用されます。この文脈では適用することはできません。
「stay up for」は、「起きて待つ」や「遅くまで起きている」などの意味を持つフレーズです。特定のイベントや活動のために晩まで起きていることを表すために使用されます。したがって、この文脈には全く適合しません。
最後に、「make up for」は、「補う」や「償う」などの意味を持ちます。これは、過ちや欠点を正すための努力を示すのに使用されます。このフレーズは、新政府が強大な西洋諸国に何らかの形で補償しようとする場合にのみ適用可能です。しかし、ここでは新政府が西洋諸国に補償するという文脈は存在しないため、このフレーズは適用できません。
したがって、これらの選択肢を分析した結果、「catch up with」が最も適切なフレーズと判断できます。これは、その意味が文脈に最もよく適合し、新政府が強大な西洋諸国に追いつこうとする試みを最もよく表しているからです。
【解答】catch up with