日本大学(日大)の過去問 英語 英文法の問題
解答・正解、不正解の選択肢の理由がわかる超解説付き
I was ( ) a foreign tourist near the station.
① spoken to
② spoken by
③ spoken by to
④ spoken to by
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<解答・解説>
【和訳】
私は駅近くで外国人観光客に話しかけられました。
【着眼点】
この文は受動態で書かれていて、主語は「私」で、動作の受け手となっています。動詞の形を選ぶときには、誰が誰に対して行動を起こしたか、という関係性を把握することが重要です。この場合、”a foreign tourist”が行動を起こし、主語の「私」がその行動を受けています。従って、「私」が話しかけられた側であることを示す適切な動詞形を選ぶ必要があります。
【選択肢の分析】
選択肢① “spoken to”(話しかけられた): 【不正解】。”Speak to”は「~に話しかける」の意味ですが、受け身形にすると「~に話しかけられる」の意味になります。しかし、この場合には「話しかけた」相手が明示されていないため、この選択肢は不適切です。
選択肢② “spoken by”(~によって話された): 【不正解】。”Speak by”は正しい表現ではないため、この選択肢は不適切です。
選択肢③ “spoken by to”(~によって話しかけられた): 【不正解】。”Speak by to”は正しい表現ではないため、この選択肢は不適切です。
選択肢④ “spoken to by”(~に話しかけられた): 【正解】。この選択肢は、”speak to”(~に話しかける)を受け身形にしたもので、「~に話しかけられる」の意味になります。この句では「外国人観光客」が行動を起こし、「私」が行動を受けています。従って、「私が外国人観光客に話しかけられた」という意味になり、この選択肢が適切です。
【解答】④ “spoken to by”