日本大学(日大)英語 過去問の問題・解答・超解説
本記事では、日大の英語の過去問の英文法について取り上げています。
日大の問題は基礎的な知識を問うものが多く、ちゃんと勉強していれば解ける問題がほとんどのはずです。
逆に、解けない問題があり、その問題を解くために必要な知識は参考書に載っていたという場合には、そのジャンルの復習を徹底するべきでしょう。
それでは問題と解説・解答を下記に記していきます!
問題を解いたら、「なぜ、その答えにしたのか?」ということを自問自答してください。
日本大学(日大)の過去問 英語 英文法の問題
If ( ) the policy, you may be detained and punished by the authorities.
① violate
② violated
③ violating
④ to violate
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
政策を違反すれば、あなたは当局によって拘束され、罰せられるかもしれません。
【着眼点】
– 主要な着眼点は、英語の条件節の作成に関する基本的な理解です。条件節は、”If + 動詞の原形”の形式でよく作られます。したがって、”If”の後には動詞の原形が必要であるという知識が問題を解く上での重要な手がかりになります。
【選択肢の分析】
– 選択肢① “violate”(違反する): 【正解】。これは動詞の原形であり、”If”の後に必要な形式です。”violate”は「違反する」という意味で、”policy”という名詞と合わせて「ポリシーを違反する」という意味になります。
– 選択肢② “violated”(違反した): 【不正解】。これは動詞の過去形であり、この条件節では適切な形式ではありません。”If”の後に来る動詞は一般的に原形でなければなりません。
– 選択肢③ “violating”(違反すること): 【不正解】。これは現在分詞であり、この条件節では適切な形式ではありません。”If”の後に来る動詞は一般的に原形でなければなりません。
– 選択肢④ “to violate”(違反するために): 【不正解】。これは無人格不定詞であり、この条件節では適切な形式ではありません。”If”の後に来る動詞は一般的に原形でなければなりません。
【解答】① “violate”
日本大学の過去問 英語
She finished her math and English homework ( ) waiting for me.
① but
② on
③ while
④ with
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
彼女は私を待つ間に、数学と英語の宿題を終えました。
【着眼点】
1. 「彼女が私を待つ間に何をしたか」を表すために適切な接続詞を選ぶこと。
2. それぞれの接続詞がどのような文脈で使用されるかを理解すること。
【選択肢の分析】
選択肢① “but”(しかし): 【不正解】。”but”は対比を表す接続詞で、二つの相反するアイデアを接続します。ここではそのような対比は存在しないため、不適切です。
選択肢② “on”(上):【不正解】。”on”は前置詞であり、主に場所や時間を指し示すのに使われます。ここでは二つの行動を接続する必要があるため、不適切です。
選択肢③ “while”(間): 【正解】。”while”は接続詞であり、同時に発生する二つの出来事を接続します。「彼女が私を待つ間に宿題を終えた」を表すためには、この接続詞が必要です。
選択肢④ “with”(~とともに): 【不正解】。”with”は主に「一緒に」という意味で使われる前置詞です。ここでは二つの同時に発生する行動を接続するための接続詞が必要であり、”with”はその目的には合いません。
【解答】③ “while”
日本大学(日大)過去問 英語・文法問題
The committee ( ) seven medical experts.
① composes of
② makes up of
③ consists of
④ comprises of
ーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
その委員会は7人の医学専門家で構成されている。
【着眼点】
-ここで重要なのは、以下の4つのフレーズの違いを理解することです:「composes of」、「makes up of」、「consists of」、そして「comprises of」。これらは全て「〜で構成される」という似たような意味を持ちますが、文法的には異なります。
【選択肢の分析】
-選択肢①:composes of(〜から成る):【不正解】:”compose of”という表現は誤りで、正しくは “be composed of”となります。
例:The orchestra is composed of professional musicians.(そのオーケストラはプロの音楽家で構成されています。)
-選択肢②:makes up of(〜から成る):【不正解】:”make up of”は不適切な表現で、正しくは “be made up of”となります。
例:The team is made up of skilled players.(そのチームは技能のある選手で構成されています。)
-選択肢③:consists of(〜から成る):【正解】:”consist of”は「〜から成る」という意味で、文法的にも適切です。
例:The dessert consists of ice cream and fruit.(そのデザートはアイスクリームと果物から成り立っています。)
-選択肢④:comprises of(〜から成る):【不正解】:”comprise of”という表現は文法的に間違っています。正しくは、”comprise”となります。”of”は不要です。
例:The album comprises ten original songs.(そのアルバムは10のオリジナル曲から成っています。)
【解答】consists of
日本大学の過去問 英語
Her latest album was popular( )to be released in over 30 countries.
① correctly
② enough
③ likely
④ well
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
彼女の最新のアルバムは、30カ国以上でリリースされるほど人気がありました。
【着眼点】
– この問題の主な着眼点は、「enough」がどのように使用され、どのような意味を持つかを理解することです。「enough」は形容詞または副詞とともに使用され、それが「十分な」または「必要なだけの」何かを示すことを意味します。
【選択肢の分析】
修飾が正確にどのように機能するかを理解することは、英語の理解と使用を深める上で非常に重要です。一般的に、修飾詞(形容詞や副詞)は、それらが修飾する単語と関連性や意味的な一貫性を持っていなければなりません。
以下に具体的な理由を示します:
– 選択肢① “correctly”(正しく):「correctly」は副詞で、動作が正確に行われたことを示すために使います。一方、”popular”は形容詞で、一般的に受け入れられているかどうか、または広く知られているかどうかを表します。このため、形容詞の「popular」を「correctly」で修飾するのは文法的に不適切で、意味的にも不適切です。
– 選択肢③ “likely”(可能性が高い):「likely」は形容詞で、「〜する可能性が高い」という意味を持ちます。しかし、「popular」は既に現状を表す形容詞であり、それが修飾されるときは通常その程度を強調する形式を取ります。それに対して、「likely」は未来の可能性を示すため、「popular」を修飾するには適していません。
– 選択肢④ “well”(うまく):「well」は副詞で、どのように何かが行われるかを示します。しかし、「popular」は形容詞で、人々にどの程度愛されているか、またはどの程度認識されているかを示します。「well」が「popular」を修飾するという概念は文脈上または意味上不自然です。
これらの理由により、「enough」が最も適切な選択肢となります。「enough」は、「popular」という形容詞を修飾し、「十分に人気がある」という意味を持つため、この文脈で最も適切な選択肢です。
【解答】”enough”
日本大学(日大)の過去問 英語 英文法の問題
We discussed the new marketing plan ( ) a cup of coffee.
① through
② across
③ over
④ beyond
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
我々はコーヒーカップを飲みながら新しいマーケティングプランについて話し合った。
【着眼点】
-この問題では、各前置詞が通常どのような状況や文脈で使われるかを理解することが重要です。特に、「a cup of coffee」を介して何かをするときにどの前置詞が適切かを考えることが鍵となります。
【選択肢の分析】
選択肢① “through”(を通じて): 「Through」は、しばしばあるプロセスを通じて何かが起こることを表すために使用されます。
(例文)「We learned Japanese through an online course」(私たちはオンラインコースを通じて日本語を学びました)
こののような使い方があります。しかし、この文では、議論がコーヒー「を通じて」行われるわけではないので不適切です。
選択肢② “across”(を横切って): 「Across」は、通常、物理的な距離または領域を越えることを示すために使用されます。
(例文)「She walked across the bridge」(彼女は橋を渡った)
このように使われます。この選択肢も、文脈的には不適切です。
選択肢③ “over”(の間に): 「Over」は、食事や飲み物を取りながら行われる会話や議論を表現するときによく使われます。
(例文)「They shared their thoughts over lunch」(彼らはランチを食べながら自分たちの考えを共有した)
このように使われます。この文では、マーケティングプランについての議論がコーヒーを飲みながら行われたことを表現しています。
選択肢④ “beyond”(を超えて): 「Beyond」は、通常、物理的または抽象的な限界を超えることを示すために使用されます。
(例文)「His knowledge goes beyond science」(彼の知識は科学を超えている)
このような具体的な使用例があります。しかし、この選択肢は、文脈には合わないため不適切です。
これらの選択肢を理解することで、それぞれの前置詞が何を意味し、どのような文脈で使われるかがより明確になり、理解を深めることができます。
【解答】③ over
日本大学の過去問 英語
Meeting room A on the second floor ( ) by the biology research group.
① has been reserving
② reserved
③ reserving
④ was reserved
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
二階の会議室Aは、生物学研究グループによって予約されました。
【着眼点】
-この問題を解くための着眼点は、英語の文法、特に動詞の時制と受動態に焦点を当てることです。
【選択肢の分析】
-選択肢① “has been reserving”:(意味)予約し続けている:【不正解】:「has been + V-ing」の形は現在完了進行形と呼ばれ、継続的なアクションを表しますが、予約のような瞬間的な動作には通常用いられません。
-選択肢② “reserved”:(意味)予約した:【不正解】:「reserved」は過去形の動詞であり、ここでは適切な時制ではありません。なぜなら、過去形は通常、特定の過去の時間を指すのに使用されるからです。
-選択肢③ “reserving”:(意味)予約中:【不正解】:「reserving」は現在分詞形であり、主語がアクションを実行していることを示すときに使用されます。しかし、この文では主語(Meeting room A)がアクションを行うのではなく、アクションを受けているため、現在分詞形は不適切です。
-選択肢④ “was reserved”:(意味)予約された:【正解】:「was reserved」は過去の受動態形式であり、主語がアクションを受けていることを示すときに使用されます。この選択肢は、会議室が予約されたという事実を正確に表しているため、この文脈で最も適切な選択肢です。
【解答】④ “was reserved”
日本大学(日大)過去問 英語・文法問題
You have good ( ) to be surprised at the news.
① chance
② means
③ effect
④ reason
ーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
あなたがそのニュースに驚く十分な( )がある。
【着眼点】
– 「驚く十分な」という表現を、直訳ではなく、自然な英語表現として理解する。
– 選択肢の単語それぞれが、空欄の前の形容詞”good”とどのように組み合わさるかを考える。
【選択肢の分析】
– 選択肢① “chance”(機会):【不正解】:”good chance”は「良い機会」または「高い確率」を意味しますが、この文脈では「驚く理由」が求められているため不適切です。
例文) “chance”: You have a good chance to win the lottery.(あなたには宝くじに当たる良いチャンスがあります。)
– 選択肢② “means”(手段):【不正解】:”good means”は「良い手段」を意味しますが、同じく「驚く理由」が求められているため不適切です。
例文) “means”: He has the means to buy a new car.(彼には新車を買う手段があります。)
– 選択肢③ “effect”(効果):【不正解】:”good effect”は「良い影響」または「良い結果」を意味しますが、「驚く理由」にはなり得ません。
例文) “effect”: The medicine has a good effect on the patient.(その薬は患者に良い効果を与えました。)
– 選択肢④ “reason”(理由):【正解】:”good reason”は「十分な理由」を意味します。つまり、ニュースに驚く十分な理由がある、という文脈に合致します。
例文) “reason”: You have a good reason to be angry.(あなたが怒るには十分な理由があります。)
【解説】
“You have good ([ 13 ]) to be surprised at the news.”という文は、「あなたがそのニュースに驚く十分な理由がある」という意味です。ここでのキーワードは「驚く十分な理由」で、これを英語で表現するときに最も自然な言葉は”reason”です。”good reason”というフレーズは非常に一般的で、日常会話でもよく使われます。
一方、他の選択肢を見ると、それぞれが特定の文脈でのみ使用されます。「あなたがそのニュースに驚く十分な機会/手段/効果がある」とは一般的には言いません。この理由から、”reason”が最も適切な選択肢となります。
言い換えると、”chance”, “means”, “effect”はそれぞれ「可能性」「手段」「影響」を指すため、”surprised”(驚く)という動詞と自然に結びつきません。例えば、「驚く可能性」や「驚く手段」、「驚く効果」といった表現は一般的には使用されません。それに対して、「驚く理由」は一般的な表現であり、この文脈に適しています。
そのため、この問題では”reason”が正しい答えとなります。これは文脈の理解と、各選択肢がその文脈にどのようにフィットするかという理解に基づいています。
【解答】reason
日本大学の過去問 英語
We plan on the report being ready sometime Friday afternoon, or possibly ( ).
① greater
② often
③ sooner
④ still
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
私たちは、レポートが金曜日の午後のいつか、あるいはおそらくそれより早い時間に準備が整うことを計画しています。
【着眼点】
-この文の「[ 34 ]」の後にピリオドがあることから、「[ 34 ]」の部分は文の最後の部分であると推測できます。これは、その単語が文全体の文脈に適合し、かつ適切な語彙であることを意味します。
-また、”sooner”(より早く)という単語が文脈に最も適していると推測できます。なぜなら、前述の部分で「金曜日の午後」を目指していると述べており、これを補完する形で「それよりも早く」を指す言葉が必要だからです。
【選択肢の分析】
-選択肢① “greater”:(意味)より大きい:【不正解】:この文脈では、「greater」は時間的な概念を表現するのに適切な語彙ではありません。
-選択肢② “often”:(意味)よく、頻繁に:【不正解】:「often」は頻度を表現するのに用いられる副詞で、この文脈では時間的な先行・遅行を表すのに適していません。
-選択肢③ “sooner”:(意味)より早く:【正解】:「sooner」は時間的な先行を示す語で、ここでは「金曜日の午後よりも早い時間」を意味します。これは文脈に最も適しています。
-選択肢④ “still”:(意味)まだ、依然として:【不正解】:「still」は時間的な継続性を表す語で、この文脈では金曜日の午後よりも早い時間を指すのに適していません。
【解答】③ sooner
日本大学の過去問 英語
Thank you for returning my call ( ) about the study-abroad program.
① inquire
② inquired
③ inquiring
④ inquires
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
「留学プログラムについて問い合わせた私の電話を返してくれて、ありがとうございます。」
【着眼点】
この問題は「call」の動作が過去形であること(「returning」)から、その動作の一部として行われる「inquire」の動作も過去のものであるべきであるという事実に注目します。ただし、その動作は電話の中で行われたので、その動作を表すためには現在分詞形が必要です。
【選択肢の分析】
-選択肢① “inquire”:(意味)問い合わせる:【不正解】:「inquire」は基本形で、この文脈では適切な時制ではありません。なぜなら、問い合わせの動作は過去に電話の中で行われたからです。
例文:I need to inquire about the prices.(価格について問い合わせる必要があります。)
-選択肢② “inquired”:(意味)問い合わせた:【不正解】:「inquired」は過去形であり、問い合わせが過去に行われたことは示しますが、これは電話の一部として行われた動作を示すのに適切な形ではありません。
例文:Yesterday, he inquired about the project status.(昨日、彼はプロジェクトの状況について問い合わせました。)
-選択肢③ “inquiring”:(意味)問い合わせ中:【正解】:「inquiring」は現在分詞形で、別の動作(ここでは「call」)の一部として行われる動作を示します。これが適切な形です。
例文:She is inquiring about the new policy.(彼女は新しいポリシーについて問い合わせ中です。)
-選択肢④ “inquires”:(意味)問い合わせる:【不正解】:「inquires」は三人称単数現在形の動詞であり、この文脈では適切な時制ではありません。
例文:He always inquires about the weather.(彼はいつも天気について問い合わせます。)
【解答】③ inquiring
日本大学の過去問 英語
The professor set up his computer ( ) while his students distributed the handout.
① he
② his
③ him
④ himself
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
教授は彼のコンピューターを設定しながら、彼の学生たちはハンドアウトを配布した。
【着眼点】
この問題では、教授が自身のコンピューターを設定している場面に焦点を当てます。この場合、反射代名詞が使用されるべきであることに注意が必要です。反射代名詞は、主語が動詞の対象(つまり、動作が主語自身に影響を及ぼす)である場合に使用されます。
【選択肢の分析】
-選択肢① “he”:(意味)彼:【不正解】:「he」は主語代名詞であり、この文脈では彼自身に動作が向かっていることを示すのに適切な形ではありません。
例文:He set up the computer.(彼はコンピューターを設定した。)
-選択肢② “his”:(意味)彼の:【不正解】:「his」は所有格代名詞であり、この文脈では彼自身に動作が向かっていることを示すのに適切な形ではありません。
例文:His computer is new.(彼のコンピューターは新しい。)
-選択肢③ “him”:(意味)彼を:【不正解】:「him」は目的語代名詞であり、この文脈では彼自身に動作が向かっていることを示すのに適切な形ではありません。
例文:I gave him the book.(私は彼に本をあげた。)
-選択肢④ “himself”:(意味)彼自身:【正解】:「himself」は反射代名詞であり、主語(この場合は「the professor」)が行う動作が主語自身に影響を及ぼす場合に使用されます。これはこの文脈で必要な形です。
例文:He introduced himself.(彼は自己紹介をした。)
【解答】④ himself
日本大学(日大)の過去問 英語
選択肢をみた瞬間に何をきいている(問われている)問題なのかを想像しましょう!
日大の問題は基礎的な問題が多いです。つまり、間違えてはダメということです。
( ) to keep up with the others, he lagged far behind.
1 Unable
2 It unable
3 It being unable
4 Having unable
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
他の人々に追いつくことができなかったため、彼は大きく遅れました。
【着眼点】
この問題では、主語と動詞の一致、及び文の構造を理解する必要があります。
【問題を解くのに必要な知識】:この構文では、形容詞が分詞の役割を果たし、主文の主語に関連する状態や性質を説明します。
形容詞を使った分詞構文の解説
このタイプの分詞構文は、主文の主語の特定の状態や性質を説明するのに用います。形容詞が主語の特徴を強調し、後続の動詞句と関連する情報を提供します。
例文の分析
・Unable to keep up with the others, he lagged far behind. (他の人々に追いつけなかった彼は、大きく後れを取った。)
この文では、「unable」は主語「he」に関連し、彼が他の人々に追いつく能力がないことを説明しています。この形容詞句は、彼が後れを取った理由を提供し、文全体の理解を深めます。
他の例
・Eager to learn, she reads every day. (学びたいと熱心な彼女は毎日読書をします。)
・Ashamed of his actions, he apologized. (彼の行動を恥じて、彼は謝罪しました。)
まとめ
形容詞を用いた分詞構文は、主語の状態や性質を強調し、文全体の意味を強化します。この構文は英語で一般的であり、情報を効率的に伝え、読者や聞き手の理解を深めるために役立ちます。
分詞構文とは
分詞構文は、分詞(現在分詞または過去分詞)を主要な要素とする非有限節です。分詞構文は、主語と動詞が欠けている文節で、通常は主文と同じ主語を持つ動作や状態を説明します。
現在分詞構文
現在分詞構文は、動詞の原形に「-ing」を追加した形を使用します。これは進行中の動作や、主文と同時に発生する動作を表すのによく使われます。
例:
・Reading a book, she sipped her tea. (本を読みながら、彼女はお茶をすすった。)
・Hearing the noise, he woke up. (その音を聞いて、彼は目を覚ました。)
過去分詞構文
過去分詞構文は、通常、完了した動作や受動の状態を表します。動詞の過去分詞形を使用します。
例:
・Exhausted by the long journey, she fell asleep. (長い旅に疲れて、彼女は眠ってしまった。)
・Built in the 18th century, the castle is a popular tourist destination. (18世紀に建てられた城は、人気の観光地です。)
注意点
・分詞構文は通常、主文の主語に関連します。この関連が明確でないと、意味が曖昧になることがあります。
・分詞構文が主文と異なる主語を持つ場合、その主語を明示する必要があります。
例文:
・Being a sunny day, we decided to go to the beach.
(晴れた日だったので、私たちは海に行くことにしました。)
分詞構文は、英語の文章をより流暢にし、情報を効率的に伝えるために非常に役立ちます。適切に使うことで、表現が豊かになります。
【選択肢の分析】
– 選択肢1:Unable(意味:できない):【正解】:主語が省略され、形容詞が文の始まりに来ている構造で、この文脈に適しています。
選択肢2: “It unable”
この選択肢は文法的に誤っています。”It” は代名詞であり、通常は名詞や名詞句を代替するために使用されます。この文脈では、”It” の後に動詞が欠けており、形容詞 “unable” との接続が不自然です。文の構造と意味が不整合となります。
選択肢3: “It being unable”
この選択肢も文法的に不正確です。”It being” の構造は、特定の文脈でのみ使用される非常に限定的な形式であり、この場合には適していません。”It being unable” は形容詞句として機能せず、文の先行部分とつながりません。
選択肢4: “Having unable”
この選択肢も文法的に不正確です。”Having” の後には通常、動詞の過去分詞が続く構造となりますが、ここでは形容詞 “unable” が続いているため、構文が成立しません。
【解説】:この問題では、分詞構文を用いて、主語(この場合「he」)の状態を表す必要があります。
・選択肢1: “Unable” は分詞構文の中で正しく使うことができ、主語の状態を表します。正解です。
・選択肢2, 3, 4: これらの選択肢は、この文脈での分詞構文とは合いません。
したがって、正しい答えは選択肢1で、完全な文は次のようになります。
“Unable to keep up with the others, he lagged far behind.”
この文の意味は、彼が他の人々と同じペースで進むことができなかったため、はるかに遅れていたということです。選択肢1の “Unable” は、彼が他の人々と同じペースで進む能力がないことを表しています。
【解答】:1 “Unable”
下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。
I came by to see you on my way to the supermarket.
1 held out
2 dragged out
3 dropped in
4 drew in
―――――
<解答・解説>
【和訳】
私はスーパーマーケットに行く途中であなたに会いに寄りました。
【着眼点】
ここでの重要なポイントは、「came by」の表現です。このフレーズは「寄る、立ち寄る」という意味を持つスラング表現で、日常的な英語会話でよく使われます。この表現を理解しているかどうかが問題の解答に直結します。
【問題を解くのに必要な知識】
この問題では「came by」のフレーズの意味を理解することが求められます。それは「(場所に)立ち寄る、寄る」という意味です。また、各選択肢に登場するフレーズの意味も理解することが求められます。
【選択肢の分析】
– 選択肢1:held out(意味:耐える):【不正解】:「came by」は「立ち寄る」という意味で、選択肢1の「held out」(耐える)とは意味が合致しません。
(例文)I held out until the end of the concert.(私はコンサートの最後まで耐えました。)
– 選択肢2:dragged out(意味:長引かせる):【不正解】:「came by」は「立ち寄る」という意味なので、「dragged out」(長引かせる)とは関連性がありません。
(例文)The meeting was dragged out for another hour.(会議がさらに1時間長引いた。)
– 選択肢3:dropped in(意味:立ち寄る):【正解】:「dropped in」は「立ち寄る」を意味するフレーズで、「came by」の意味と一致します。
(例文)I dropped in at the bakery on my way home.(帰宅途中でパン屋に立ち寄った。)
– 選択肢4:drew in(意味:引き寄せる):【不正解】:「drew in」は「引き寄せる」を意味するフレーズで、「came by」の意味とは一致しません。
(例文)The smell of the food drew in the customers.(料理の香りが客を引き寄せた。)
【解説】
この問題の鍵は、「came by」の表現にあると言えるでしょう。この表現は日常的な英語会話でよく使われ、「立ち寄る、寄る」という意味を持っています。そのため、選択肢から同じ意味のフレーズを選ぶことが求められています。ここでは「dropped in」が正しい選択肢となります。他の選択肢(「held out」、「dragged out」、「drew in」)はいずれも「came by」とは異なる意味を持っています。
【解答】:3
【頻出】日本大学(日大)の過去問 英語・語法<解答・超超解説>
基礎的な英文法のどんな参考書にもこの動詞の用法は出ているぐらいですね。
秒殺で解いてしまいましょう!解説をよく読んで、そのまま覚えてくださいね!
My sister ( ) down on the sofa for a nap.
1 laid
2 lain
3 lay
4 lied
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
私の姉はソファーで昼寝のために横になった。
【着眼点】:この問題の解決には、動詞「lay」および「lie」の過去形、現在形、および過去分詞を理解する必要がある。さらに、文の主語が人であることにも注意が必要である。
【問題を解くのに必要な知識】:
– 「lay」は他動詞で「置く、横たえる」などの意味。過去形および過去分詞形は「laid」。
– 「lie」は自動詞で「横になる」などの意味。現在形は「lie」、過去形は「lay」、過去分詞形は「lain」。
– 主語が人で「横になる」行為を述べる場合は「lie」の形を使用する。
【選択肢の分析】
-選択肢1:laid(意味:置く):【不正解】:「lay」の過去形・過去分詞形だが、文脈は「横になる」であり適合しない。
-選択肢2:lain(意味:横になる):【不正解】:「lie」の過去分詞形で、この単純な文では使われない。
-選択肢3:lay(意味:横になる):【正解】:「lie」の過去形であり、主語が人で「横になる」意味に適合。
-選択肢4:lied(意味:嘘をつく):【不正解】:全く異なる動詞で文脈に合わない。
【解説】:
この問題では、「lie」の過去形が正解である理由を理解するために、動詞「lie」と「lay」の使い分けを知る必要がある。主語が人で「横になる」ことを表す場合、自動詞「lie」の適切な形を使う必要があります。この場合、主語の姉が横になったので、自動詞「lie」の過去形「lay」が正しい選択肢です。
【解答】:3
日大の過去問 英語、語法・言い換えの問題2、解答、不正解の根拠もある超解説
下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。
They faced up to the crisis.
1 converted
2 confronted
3 confined
4 consoled
―――――
<解答・解説>
【和訳】
彼らは危機に直面した。
【着眼点】
ここで重要なのは「faced up to」のフレーズです。「face up to」は「直面する、立ち向かう」という意味を持つフレーズで、選択肢からこの意味に最も近いフレーズを選ぶことが求められています。
【問題を解くのに必要な知識】
この問題では「face up to」のフレーズの意味を理解することが必要です。それは「(困難な事情などに)直面する、立ち向かう」という意味です。また、各選択肢に登場する単語の意味も理解することが求められます。
【選択肢の分析】
– 選択肢1:converted(意味:変換する):【不正解】:「face up to」は「直面する、立ち向かう」を意味し、選択肢1の「converted」(変換する)とは異なる意味です。
(例文)He converted his garage into a studio.(彼は自分のガレージをスタジオに変えた。)
– 選択肢2:confronted(意味:直面する):【正解】:「face up to」の意味と「confronted」の意味は同じなので、これが正解の選択肢となります。
(例文)She confronted her fears and learned to swim.(彼女は自分の恐怖に立ち向かい、泳ぐことを学んだ。)
– 選択肢3:confined(意味:制限する):【不正解】:「face up to」は「直面する、立ち向かう」を意味し、「confined」(制限する)とは異なる意味です。
(例文)The study is confined to adults only.(その調査は大人だけに限定されている。)
– 選択肢4:consoled(意味:慰める):【不正解】:「face up to」は「直面する、立ち向かう」を意味し、「consoled」(慰める)とは異なる意味です。
(例文)He consoled his friend who had just lost his job.(彼はちょうど仕事を失った友人を慰めた。)
【解説】
この問題の重点は「faced up to」の表現にあります。このフレーズは「(困難な事情などに)直面する、立ち向かう」を意味します。したがって、選択肢から同じ意味の単語を選ぶことが求められています。ここでは、「confronted」が正しい選択肢となります。他の選択肢(「converted」、「confined」、「consoled」)はいずれも「face up to」とは異なる意味を持っています。
【解答】:2
日本大学の過去問 英語
Thank you for returning my call ( ) about the study-abroad program.
① inquire
② inquired
③ inquiring
④ inquires
ーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
「留学プログラムについて問い合わせた私の電話を返してくれて、ありがとうございます。」
【着眼点】
この問題は「call」の動作が過去形であること(「returning」)から、その動作の一部として行われる「inquire」の動作も過去のものであるべきであるという事実に注目します。ただし、その動作は電話の中で行われたので、その動作を表すためには現在分詞形が必要です。
【選択肢の分析】
-選択肢① “inquire”:(意味)問い合わせる:【不正解】:「inquire」は基本形で、この文脈では適切な時制ではありません。なぜなら、問い合わせの動作は過去に電話の中で行われたからです。
例文:I need to inquire about the prices.(価格について問い合わせる必要があります。)
-選択肢② “inquired”:(意味)問い合わせた:【不正解】:「inquired」は過去形であり、問い合わせが過去に行われたことは示しますが、これは電話の一部として行われた動作を示すのに適切な形ではありません。
例文:Yesterday, he inquired about the project status.(昨日、彼はプロジェクトの状況について問い合わせました。)
-選択肢③ “inquiring”:(意味)問い合わせ中:【正解】:「inquiring」は現在分詞形で、別の動作(ここでは「call」)の一部として行われる動作を示します。これが適切な形です。
例文:She is inquiring about the new policy.(彼女は新しいポリシーについて問い合わせ中です。)
-選択肢④ “inquires”:(意味)問い合わせる:【不正解】:「inquires」は三人称単数現在形の動詞であり、この文脈では適切な時制ではありません。
例文:He always inquires about the weather.(彼はいつも天気について問い合わせます。)
【解答】③ inquiring
日本大学(日大)の過去問 英語 動詞の語法
He ( ) out with his sister.
1 complained about me to go
2 complained about my going
3 insisted my going
4 insisted me to go
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<解答・解説>
【和訳】
彼は妹と一緒に外出したことについて( )。
【着眼点】:この問題では、「complained」と「insisted」の後に来る文法構造、および文脈から正しい選択肢を見極める必要がある。
【問題を解くのに必要な知識】:
- 「complain about」の使い方:
– **定義**: 「complain about」は、何かに対して不平や不満を言う際に用いる表現です。後ろに名詞句または動名詞を取ります。
– **例**: 「He complained about the weather.」(彼は天気に文句を言った)
– **動名詞の使用**: 「complain about」の後には、動名詞も可能で、「my going」のように名詞的に扱うことができます。
– **例**: 「He complained about my going out late.」(彼は私が遅くに出かけることに文句を言った)
- 「insist on」の使い方:
– **定義**: 「insist on」は、何かを強く主張する表現で、後ろに動名詞を取ります。
– **例**: 「He insisted on paying the bill.」(彼は勘定を払うと強く主張した)
- 動名詞の使用:
– **定義**: 英語の動名詞は、動詞に-ingを付けた形で、名詞的に使われます。前置詞の後ろや、名詞として扱う場合に使用されることが一般的です。
– **例**: 「I enjoy reading.」(私は読書を楽しむ)
– **この問題での使用**: 「complained about my going」という形では、「my going」が動名詞の形となっており、不満の対象として機能しています。
以上の知識を組み合わせて問題を解くと、選択肢2「complained about my going」が正解となります。この選択肢は、「complain about」の正しい使い方と動名詞の正しい使用を組み合わせた形で、文脈にも合致します。
【選択肢の分析】
-選択肢1:complained about me to go(意味:私が行くことに文句を言った):【不正解】:文法構造が不自然。
-選択肢2:complained about my going(意味:私の行くことに文句を言った):【正解】:「complain about」後に動名詞の正しい使用。
(例文)He complained about my going out with his sister.(彼は私が彼の妹と外出することに不満を言った)
-選択肢3:insisted my going(意味:私の行くことを強く主張した):【不正解】:「insist on」の後には動名詞が必要。
-選択肢4:insisted me to go(意味:私に行くよう強く主張した):【不正解】:「insist on」の後には動名詞が必要。
【解説】:この問題の解答を導くための着眼点は、「complained」と「insisted」の正しい使い方と、動名詞の使用です。選択肢2の「complained about my going」は、「complain about」の後に動名詞を使用した正しい文法構造で、文脈にも合致するため、正解となります。
【解答】:2
日大の過去問 英語、動詞の語法・言い換えの問題3、解答、超解説
下線部の意味に最も近い意味の語(句)をそれぞれ1~4より一つ選び,その番号で答えなさい。
We haven’t developed technology which is precise at picking up lies yet.
1 anticipating
2 preventing
3 emphasizing
4 detecting
―――――
<解答・解説>
【和訳】
まだ嘘を正確に見つけ出す技術は開発されていない。
【着眼点】
この文の中で、「picking up lies」という表現がキーポイントとなります。これは「嘘を見つける」という意味を持つ表現です。そのため、選択肢の中からこの意味に一致する語を選ぶことが求められています。
【問題を解くのに必要な知識】
この問題では、「picking up lies」の表現の理解が必要です。これは「嘘を見つける」ことを意味しています。また、各選択肢の単語の意味理解も重要です。
【選択肢の分析】
– 選択肢1:anticipating(意味:予想する):【不正解】:「anticipating」は予想する、予期するという意味で、「picking up lies」(嘘を見つける)とは異なります。
(例文)She is anticipating the arrival of her first child.(彼女は初めての子供の到着を予期している。)
– 選択肢2:preventing(意味:防止する):【不正解】:「preventing」は防止する、防ぐという意味で、「picking up lies」(嘘を見つける)とは異なります。
(例文)The vaccine is effective in preventing the disease.(ワクチンはその病気を防ぐのに効果的だ。)
– 選択肢3:emphasizing(意味:強調する):【不正解】:「emphasizing」は強調する、重視するという意味で、「picking up lies」(嘘を見つける)とは異なります。
(例文)He was emphasizing the importance of regular exercise.(彼は定期的な運動の重要性を強調していた。)
– 選択肢4:detecting(意味:検出する):【正解】:「detecting」は検出する、見つけるという意味で、「picking up lies」(嘘を見つける)と同じ意味になります。
(例文)The device is capable of detecting even small amounts of gas.(その装置は少量のガスでも検出することができる。)
【解説】
この問題の重点は「picking up lies」の表現にあります。このフレーズは「嘘を見つける」を意味します。したがって、選択肢から同じ意味の単語を選ぶことが求められています。ここでは、「detecting」が正しい選択肢となります。他の選択肢(「anticipating」、「preventing」、「emphasizing」)はいずれも「picking up lies」とは異なる意味を持っています。
【解答】:4
日東駒専の過去問